キッズバイク納車例
店頭に並んでいる自転車は、ほぼこの形で届く。車のように完成状態ではなく、すべて自転車店が組み立てている。なので、組み立て技術レベルによって、新品でも性能にはっきりとした差が出る。
箱から出すとこのような形。
うちの場合は、まず分解。
なぜって? 工場ラインの組み立て方に満足できないから。特にキッズ車は、大事なお子さんの命を載せているわけで。
今回の場合、BBがありえないぐらい締め付けられていて、まともに機能しているとは言えない状態。
さらに言うと、多くのキッズ車が子供のことを真剣に考えているとは考えにくい変速システム。そのあたりは以前書いたので、そちらで。
標準状態の変速を
最初から交換。flascoの場合、新車購入時に交換すれば部品代のみでOK(追加工賃は不要)。
長すぎるワイヤーは抵抗が増えて引きが重くなる。非力な子どもにとって良いことないので、適正な長さに調整。
こういう所にグリスが塗ってないと、あとで修理するときに困る。
ホイールの振れもチェック。
こういうところ、きちんと向きが揃ってないとすごく気になる。そんなの日本人だけ?
納品に時間がかかるのは、こういう作業をしているから。