ゆっくり=贅沢
wheel actionさんのイベントに参加。
今回のテーマは「自転車ぶらり旅とスイーツ」。テーマを聞いただけで
「行きます。絶対に、行きます。」
と言っている自分。
甘いものには逆らえないプログラムが、私のDNAに組み込まれている。
wheel actionさんは和歌山県新宮市の自転車ショップ。レースやロングライドといったスポーツとしての自転車だけでなく、
「自転車があることで、ライフスタイルがより豊かになりますよ」
といった文化的提案してくれる、稀有なショップ。なにしろ、自転車ショップなのに本まで販売している。instagramで@wheelactionbookstoreを検索するがよし。
走り出して気づくのは、とにかくゆっくり。今回は「ぴたぴたウェア禁止」の指定もあいまって、走行中もほんわかした雰囲気。ショップ主催のイベントにありがちな「みんな速そう」とか「ちぎれたらどうしよう」とか、皆無。
自転車と歩行者専用の橋。ある意味で贅沢。
眼下には熊野川。右を見れば太平洋、左には熊野速玉大社。
8㎞を1時間かけて移動。それぐらいゆっくり。こんな日はクロスバイクぐらいがちょうどいい。
休憩ポイント。待ちに待ったスイーツの登場。新宮市のパティスリー、ラールさんがこの日のために作ってくれた特別なメニュー。ラールさんも一緒に走ったので、メニューの解説付き。贅沢すぎる。
まずはバナナとライムのソーダ。バナナシェイクのようにネットリではなく、ややとろみを感じる程度。ほのかに感じる微炭酸が、乾いたのどにスルーっと入っていく。選手時代にバナナ食べすぎて、バナナ嫌いになった私もおいしいと思った。
そして、補給食をイメージして作ったという、ムースのような?水ようかんのような?不思議食感のスイーツ。フルーツの酸味もあって、後味さっぱりでおいしい。モッチリしていて、食べた感もある。まさに「補給食 meets スイーツ」。
天気にも恵まれ、身も心も、胃袋さえも満たされて。