シューズの裏側に迫る
シューズを新調した。と言ってもサイクリングシューズではなく、普段履きのシューズ。
かれこれずーっと愛用している、サロモンのシューズ。最新モデルは第8世代という、ロングセラー商品。これのゴアテックス仕様を履き続けている。
購入履歴を見ると、これまで使ってきた青いシューズは2018年の6月に購入したようだ。実に3年以上も履いたらしい。日常生活からトレイル整備まで、ほぼこれしか履いていないのに…なんというコストパフォーマンス。
大事なのはここから。裏側をチェック。
古いのがわかるように、あえて洗ってない状態で晒す。
3年以上履いたにもかかわらず、ソールの削れ具合が左右でほぼ均等、踵の偏摩耗もない。自画自賛。
こうなった要因の1つは、普段履きのシューズから適正サイズを履いていることだと思う。
シューズへの興味関心が湧く以前は、わたしも大きめのシューズを選んでいた。手を使わないでもスポッと履けて、脱ぐときもスポッと脱げて便利。いちど靴紐を通したら、脱ぎ履きのたびに締めたり緩めたりすることは無かった。
意識が変わったのは、足の裏にウオノメができたこと。しかも両足に。歩くたびにとげが刺さったような痛みに襲われ、まともに歩けなくなった。本を読み漁り、間違ったサイズを履いていると足に様々なトラブルが発生することを知った。そこから、適正サイズとは何かを真剣に考えるようになった。
適正サイズは、おおかたの想像以上に小さい。靴のベロを持ち上げて、踵のループを持たいないと履けないぐらい…靴ベラが必要なぐらいのサイズ感だ。そして、靴紐できちんと締めることが大事。この靴は一瞬で靴紐を締められる機構になっているて、まったく面倒くさくないのが良いところ。これを発明した人は偉い。
それ以外の場所も見てみたい。
右足の小指側が左よりもやや削れている。私は右足首が左に比べて内反(回外)している傾向があることを知っている。
なので、このようなクサビを入れて、補正してやるとペダリングが改善する。
私は右を1度だけ補正している。たった1度と侮ることなかれ、その効果は絶大。足裏全体に体重が乗る感じに変わる。
普段履いている靴は、意識しない「素のあなた」が出ている。それは、ペダリングに活かせる情報の宝庫である。
ぜひシューズの裏側に迫って欲しい。