情報の価値
生ハム祭りの翌日、予定していた清水一輝選手のジャンプ・ワークショップは雨で中止。急遽、座学として「プロダウンヒル選手に学ぶ、下りの走り方」を開催。急な変更にも関わらず、10人も集まってくれた。
清水選手は、彼自身がプライベートレッスンを主催した時のgopro映像を提供してくれた。前走者のラインと、清水選手のライン、これでもか!というぐらい明確に違う。そして、そのポイントを彼の言葉で説明してくれる。
こういう情報は、ネットには落ちていない。
本当に価値のある情報は「浴びる」のではなく「探す」ことで得られる。情報が有意義なものかどうかは「情報を検索する能力」と「情報の真贋を吟味する能力」の掛け算によって決まる。フォローすることで情報を「浴びている」と、「情報を得ている」と錯覚しているかもしれない。
本物の情報を提供してくれた清水選手。
2週間後、彼から
「全日本チャンピオン、獲りました」
情報の価値が、一段上がった。